自分とゲーム5

(前回からの続き)

オンラインゲームのすごいところ、そしてもっとも危惧される問題点は「もうひとつの人生になりえる」ということです。

これはどの趣味にも言えることですが、ことオンラインゲームでは「会社を辞めた」「離婚した」「家庭崩壊した」という話をリアルに聞きます。(自分もFF11を5年間遊んで、仕事やめた人4人、離婚した人1組いました)

これは自分がよく言うことなのですが、通常のゲームの場合、仮想現実は自分がハードのスイッチを入れてからスイッチを切るまでが時間の流れです。

ドラクエ3で戦士と魔法使いと僧侶とPTを組んでいて、次の日再開したら戦士は仕事で来てなくて、魔法使いは自分以外と勝手にPT組んでて、僧侶は寝落ちしていた、なんてことはありえません。

オンラインゲームは現実の時間とゲーム内の時間が等価関係なのです。

自分がゲームをしていないときもネット上のゲームの中では時間が流れ続けます。

友人と一緒に遊ぶにしても、実際に時間を合わせないと遊ぶことができません。

仲の良かった友達が自分よりはるかに強くなってたり、いい武器を手に入れたりしているのはザラにあります。

ゲームである限り、努力と見返りはバランスが取れていないと楽しくありません。

リアルの人間関係よりもゲーム中でいつも一緒にいる仲間といる方が楽しい、戦うのが楽しい、新しいアイテムを手に入れるのが楽しい、ずっとこの世界に居たい…こうなるともう依存症です。

こういう負の面があるのは確かですが、生身の人間と触れ合うというのは他にはない楽しさではあります。

LSメンバーのマヨイは一番一緒に遊んだ仲で、自分を旦那と呼んでくれてた楽しいヤツです。年齢もウチのリアル弟と同い年なので、ゲーム中に学生から社会人になっていく様を傍らで見ることができました。

スノーやミグさんやランさんは今でもたまに書き込んでくれるし、いろいろ仕事やプライベートの話を聞くと人生をリアルに感じます。

彼らとは他のゲーム、PSUやモンハンF、FMOでも遊んだんですがやっぱり楽しかった。
また再び何かオンラインゲームで再開するか、実際に会って酒を酌み交わしたいな~とも思います。

去年FF11から完全にフェードアウトしましたが、それでもゲームそのものから興味がなくなったわけではありません。

やはり自分の中でのゲームのウェイトは大きい

去年はWiiでモンハン3を250時間ほど遊び、DSではドラクエ9もやりこみ、アイマスDSの大ファンとなり、今年に入ってからはWiiでゼノブレイドに大ハマリ、今はPSPのモンハンP3Gに向けて前作を遊び中です。

ゲームはやっぱり面白い。クローズドなオフラインも、オープンなオンラインもやっぱり面白い。

でも仲間がいればもっと楽しい。楽しさは共有して初めて納得できるからね。

FF14やモンハンをまたなじみのフレンド、新しいフレンドと一緒に楽しく遊べる日が来ればいいなと思ってます。

フェイスブックページ
PROJECT K@2フェイスブックページ

こちらもよろしく!

CycleSportsKANEDA公式ホームページ
京都で自転車買うならプロショップCycleSportsKANEDA。チーム会員、準会員も随時も募集中です!

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

自分とゲーム4

(前回からの続き)

そう、そのゲームは冒頭でも話したFF11!

これをやり始めた頃の衝撃は今でも忘れられません。

たぶん、すべての要素が重なり合って化学反応を起したのだと思います。

その要素とはまず、初めてのMMORPGであったということ。
MMORPGとはMassively Multiplayer Online Role-Playing Game (マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロール・プレイング・ゲーム)。日本語で言うと「多人数同時参加型オンラインRPG」です。

PSOはMOと言うジャンルになり、ディアブロや今をときめくモンハンがこれにあたります。

オンラインゲームであるのはどちらも同じですが、MOで不特定多数の人間と同時に存在できるのは「ロビー」のみで、実際のゲームプレイは1~4人ほどでPTを組み、それぞれ「部屋」を作って別れて遊びます。

それに対してMMOは、数千人の人間が同じ世界に存在した世界でプレイすることになります。

多くのプレイヤーで賑わう町中、外を歩けばウサギやミミズと戦っているほかのプレイヤーの姿。

区切られた世界ではなく、まさに24時間、そこに世界が存在し続けていました。

次の要素は広い世界と仲間との出会い。従来のFFシリーズなどで広い世界を見てきてはいましたが、FF11のそれは余りに広大で、そして等身大の世界でした。

自分はサンドリアという国出身でキャラを作ったのですが、周りのフィールドが余りに広大で圧倒された記憶があります。

ゲーム開始当初は各国ごとに種族に本当に偏りがあり、サンドリア周辺ではほとんどがエルヴァーンかヒュームで、ガルカやミスラ、タルタルはたまに見るくらいの存在でした。

はじめてオーク族が住む「ゲルスバ砦」へ足を踏み入れ戦っていた時に、釣りをしているミスラに話しかけられたのですが、それがLSのリーダーのSnowflakeとの最初の出会いでした。

思えば当時はプレイヤーが始めてMMOに触る人が大多数だったので、本当に「スレて」いませんでした。

ゲーム中でのそういう出会いが本当に楽しく、心から感動できるものだったのです。

遊び方も、「LVを上げるため」「ミッションをクリアするため」等ではなく、ただ集まって「今日は何しようか?」等とのんびりしたものでした。ただその世界にいるだけで楽しい、本当にそう感じることができたのです。

あの空気はやはり、あの当時、あそこにいた人間だから感じられたもので、すでにMMOが普及した今となっては、新たなMMOに足を踏み入れても、同じ感覚は二度と味わえないと思います。

今でも、「日本人全員のMMOの記憶を消した世界で新たにFF11が遊べたなら…」と思ったりもします。不可能ですけどね。

スノーと出会い、マヨイ、ミグ、プレ、リョジン、ブレード、そして自分がたぶん初期のLSのメンバーだったと記憶しています。その後もエグゼ、ラティ、ランシド等個性的な面々との出会いと別れがありました。

そんな仲間と敵に見つからないように旅を続け、初めてセルビナという港町に辿り着いたときは感動を覚えるほどで、そこから船に乗り、新大陸のマウラへ渡り、ウィンダス連邦というタルタルとミスラの国に着いたときには「ああ…本当に遠くに来たものだ」としんみりした気分にもなりました。

ですがその後、各々のレベルが上がり、一緒に遊べなくなったあたりからゆっくりと緩やかに、情熱が冷めていきました。

ゲームをすることはするんですが、LVを上げる、目的を達成する、という目標を達成するために作業をこなす感覚で、始めた頃の感動は完全に過去のものになりました。

それでも、選んだジョブの暗黒騎士にこだわり、地獄の難易度のミッションを周りに支えられ(迷惑をかけて)突破できました。

自分の場合、キャラ=ジョブなので、ジョブチェンジしてミッションやクエストに望むというところにモチベーションを見出せず、他のメンバーがLVを上げ続けるのを横目に、ひっそりとフェードアウトして現在に至った次第です。

残念ながら今は、再びMMOで遊びたいと言う気持ちは湧いてきません。それもまたいいかなと思いつつ、ネットで知り合った仲間との再会は期待している、そんな心境です。
(最終回に続く)

フェイスブックページ
PROJECT K@2フェイスブックページ

こちらもよろしく!

CycleSportsKANEDA公式ホームページ
京都で自転車買うならプロショップCycleSportsKANEDA。チーム会員、準会員も随時も募集中です!

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

自分とゲーム3

(前回からの続き)

茨木市の印刷屋さんにデザイナーとして入ったわけですが、3歳年上のO田さんという先輩と出会うことになります。

彼が生粋のゲーマーでセガマニアであることに気づくのに半日もかかりませんでした。

ともにセガ好きでサターン、ドリームキャストユーザーだったので、バーチャやシェンムーなどの話題で盛り上がる毎日。そんな中、ドリームキャストで自分らの人生を狂わす(笑)ゲームが発売されました。

その名も…PSO!

そう、あのファンタシースターオンラインです。
ネットゲームにいち早く注目していたセガが送り出した超名作にして歴史遺産にしてもいいゲーム!

O田さんと自分は「こいつぁーゲームの世界が変わるぜ!!」と、ドリマガを読みながら叫びました。
黎明期からパソコン通信をたしなみ、サターンのXband時代からバーチャロンでネット対戦していたO田さんはネットゲームの楽しさをさらに自分に説き、会社帰りにドリームキャスト用キーボードを茨木のジョーシンへ買いに行きました(嗚呼…昨日のことのように思い出されるw)。

この時代にモデムが標準装備されていたドリームキャストは奇跡のマシンです。

家に帰り、電話線をドリームキャストのモデムに挿し、メシ食って風呂に入って午後11時を待ちます…

そう、当時はまだネット定額制はなく、11時~翌朝8時までのテレホーダイタイムを狙うしかなかったのです。(いい時代だった…)

PSOの世界はまさに夢のようでした。画面の向こうに生身の人間がいるんです。

決まった台詞を返してくるだけだったRPGに命が吹き込まれたようでした。

そこで自分は自分の分身の「Kibamaru」というキャラを作り、O田さんは「Ryojin」というキャラを作成し、PSOの世界に毎晩踏み込むことになります。(ちなみに今もず~っとオンラインの名前は二人ともこのままです)

初めてできた友達は大学生の「blackgoat」。くろタンと呼んで仲良くしてたな~。

PSOは本当に良くできたゲームでした。
基本はLVを上げながらレアアイテムを求めて周回するスタイルなんですが、なぜか飽きが来ない。プロデューサーの中さんが考え出した至高のゲームデザインだと思います。

思い返せばセガはすべてのことが10年早い、先見の明がありすぎて自滅するそんなメーカーでした。

バーチャレーシングでフルポリゴンゲームを作り、オンラインにも大投資し(イサオネットって知ってます?w)、携帯ゲームもフルカラー化し…

今、ちまたであふれるモバゲーを見てるとぐるぐる温泉を思い出しますし、GTAをはじめとする箱庭ゲームを見るとシェンムーを思い出します。

ああ、そんなセガのハードはもう2度と出ないのですね…

ただのソフトベンダーになったセガは、いくら贔屓目に見ても過去の輝きはありません。あのちょっと斜め上を行く癖の強いクリエイター集団のゲームは、もう遊べないんですね…。

ちなみに今でもO田さんと会うと、ず~っとこんな話をしています。

前回は夕方6時から飲み始めて翌日の始発まで、梯子しながらゲームの話三昧。

おしゃれなバーでウイスキー飲みながら熱くセガについて語る三十路男を見かけたら自分たちだと思って下さい。


で、話は戻りますが約1年間PSOで遊び、そろそろ新しいゲームを求めていたとき、ついにあのゲームと出会うことになるのです…

忘れもしない2001年11月。PS2版から遅れること6ヶ月後に発売された純国産MMO-RPG…
(次回へ続く)

フェイスブックページ
PROJECT K@2フェイスブックページ

こちらもよろしく!

CycleSportsKANEDA公式ホームページ
京都で自転車買うならプロショップCycleSportsKANEDA。チーム会員、準会員も随時も募集中です!

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

自分とゲーム2

(前回からの続き)

そのゲームと雑誌とは!

ストリートファイター2とゲーメストです!

スト2はまさに衝撃的でした。1対1のタイマン、コマンドで技が出る、ガードできる(!)、人間同士で対戦できる(!!)ゲームの世界が一気に広がった、そんな思いがしました。

スト2の対人戦が普及してくると、やっぱり勝ちたい!というモチベーションがわいてきて、それを手助けしてくれたのがゲーメストでした。

毎月記事を読み漁り、対戦ダイヤグラムに一喜一憂、キャンセル技を覚え、増刊号のゲーメストムックは当時のバイブルでした。

さらに火をつけたのがスーファミ版の発売。

今思えばアーケード版とはかなりの相違があったんですが、いくら対戦してもお金がかからないSFC版は本当にすばらしく、まさにサルのようにやりこみました。

スト2、ダッシュ、ターボと来て、SNKのゲームにもハマりネオジオを購入。

2D格闘ゲームも円熟期を迎えた頃、ここで再び衝撃的なゲームと出会います。

その名はバーチャファイター!

ちょうど高校生になったのとバーチャとの出会いが重なり、お年玉を兄弟3人でかき集めてサターンとバーチャを購入、月7万のバイト代はほぼすべてバーチャにつぎ込まれました。

主戦場も西友からバーチャがある地元のゲーセン「ドリーム」へと移動、ここで自分が勝手に「師匠」と呼んでいたアキラ使いのプレイヤー(バーチャ2発売後すぐに崩撃雲身双虎掌を使いこなしていた…)とも出会い、切磋琢磨(笑)して、地元では師匠以外には負けないレベルに。

ちなみに10連勝したらもらえる車の木製モデルを2台持ってました。

その後大阪の専門学校に入学し、茨木市に新聞奨学生として住み込みで働きつつ勉強をすることに。

バーチャも3が発売されましたが、2ほど燃えることもなくプレイすることもなくなりました。

鉄拳2と3にもハマりましたがそれほど極めようとも思えず、そんなこんなで卒業、茨木市の印刷会社へ就職することになりました。

そこで再び人生を捧げそうになる(笑)ゲームと出会うことに…その影には職場の先輩が…w(以下次回)

フェイスブックページ
PROJECT K@2フェイスブックページ

こちらもよろしく!

CycleSportsKANEDA公式ホームページ
京都で自転車買うならプロショップCycleSportsKANEDA。チーム会員、準会員も随時も募集中です!

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

自分とゲーム1

久々にゲームの話題です。

金田輪業自転車チーム「プロジェクトK@2」のチームメイトのA木さん。彼が現役FF11プレイヤーだったのです。しかもかなりのヘビープレイヤー。午前3時までFFやって、朝8時からのチーム練習に参加して午後から再びFFと、まるで5年前の自分を見ているかのような感じですw

まあ、自分はゲームが好きです、ハイ。

俺の若い頃はなぁ~とパトレイバーの榊さんのような感じになりますが、小2でじいちゃんに買ってもらったファミコンに出会って以来、ず~っとゲーマーでした。

ちなみに自分も大好きなスーパーマリオですが、マリオを作った任天堂の宮本さんとウチの母親は中学校で同じクラスでしたw

今までハマったゲームで思い起こすと、まずはドラクエ、FFシリーズですなぁ~。

ドラクエ3は友達の家に5~6人で集まって、みんなで進めるという古きよき時代のファミコンの楽しみ方をしてました。

FF4は買って2日でクリアしたし、ドラクエ5は自分の早解きの噂が流れたのか突然家に「空飛ぶじゅうたんはどこでもらうの?」と別のクラスの人間が電話をかけてくる始末。

決定的になったのは我がゲームの故郷「西友の屋上ゲームコーナー」でのファイナルファイトとグラディウス3との出会いでした。

亀岡に住んでる人なら覚えていると思いますが、今から20年ほど前、亀岡の西友の屋上にはいわゆる「デパートの屋上遊園地」があったのです。

そこにはコインで動く遊戯やらがあり、4回の階段を上がったところには簡易式の屋根が付いたゲームコーナーもありました。

そこには自分が勝手に「めがね君」と呼んでいたお兄さんがいつもプレイしていて、自分は彼のプレイを後ろから見るのが大好きでした。

めがね君は超絶的にゲームが上手く、あの超難易度のグラディウス3を周回プレイできるほどの腕前。後ろから見ているだけで小学生の自分は大満足だったのです。

自分でもやるようになったのは中学生から。お小遣いが2000円になったのでようやくゲームができるようになりました。

「置きコイン」などのゲーセンの基礎知識もこのころ覚え、特にファイナルファイトにとことんハマって行きました。

そしてここらでまた衝撃的なゲームとゲーム雑誌との出会いが!(以下次回)


フェイスブックページ
PROJECT K@2フェイスブックページ

こちらもよろしく!

CycleSportsKANEDA公式ホームページ
京都で自転車買うならプロショップCycleSportsKANEDA。チーム会員、準会員も随時も募集中です!

テーマ : 日記・雑記
ジャンル : ゲーム

Flashカレンダー
プロフィール

牙丸@東裏兄

Author:牙丸@東裏兄
ロードバイクによるダイエット記録&サイクリング&ホビーレース。PROJECTK@2サイト管理者

フェイスブックページ
PROJECT K@2フェイスブックページ

最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク